◎太ってるというコンプレックスが付きまとった時期

「お前はデブだから役に立たない」
「悔しかったらやせてみろ」

 

またいつものセリフで嫌がらせが始まる。

これは保育園から言われ続けたセリフ。

それが小学生までずっと言われ続けた。

 

最初はそうやって泣かされ続けた日々を送っていたのですが、それがいつしか同じことを言われても何も感じなくなってました。

 

「慣れ」というものでしょうか、ホントに慣れとは怖いものです。
ひょっとしたら、精神が崩壊していたのかなとも思える気がします。

 

僕は保育園から小学校までそんな日々を送っていました。

 

家庭はごく普通の家庭で、父、母、姉の4人家族です。
家庭は明るく、そこには笑顔が絶えない幸せの形がありました。

 

しかし...

 

◎母親、姉からも屈辱を受ける

僕がだんだん太っていくと、母の顔が険しくなっていくのが分かりました。
そしてこういわれました。

 

「何でそんなに太るの?いい加減やせなさい!」

 

意味も分からない怒られ方をされ、ショックを受けました。

 

「自分は何も悪いことしてないのに」

 

そして姉からは

 

「あんたが隣で一緒に歩かれると恥ずかしい」

 

なんと僕の存在を否定するかのような言い方をされるとは思いませんでした。

 

そんな中でも、父だけは常に僕の味方でした。

 

普段は、あんまり口出すこともなく、影から見守る感じで僕のことを見てくれてました。

 

食事に関しても

「いっぱい食べや~、食べな損やで~」

と太っていることを否定せず、むしろ

「そんなこと気にしたらあかん」

という感じで接してくれました。

 

母、姉とは正反対の感じでした。

 

母、姉にあのセリフを言われてから、この出来事を境に僕は母と姉に対してものすごい嫌悪感が芽生えました。

 

そして、そんな日々で僕の中では

「泣く」

という感情が完全に壊れて、泣けなくなっていきました。

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