◎ゲームだけが唯一の癒し

自分の殻に閉じこもる日々を送る僕でしたが、中でも唯一の幸せに浸れるときがある時がありました。

 

それは

「TVゲーム」

でした。

 

あるときは、RPGの主人公として大冒険をする、またあるときはレーサーとして有名なレースに出場して世界一を目指す、またあるときはサッカー選手としてW杯優勝を目指す、といった感じでその世界にどっぷり浸る自分がいました。

 

そこで、ある共通点があることに気づきました。
それは、「誰もが憧れる強いヒーロー」 になれるということでした。

 

僕はゲームを通して、「みんなが憧れる強くて優しいヒーローみたいになりたい」と知らない間にそう思うようになっていました。

 

◎ゲームを通して芽生えた友情

ゲームをすることに情熱を燃やすようになってきたころ、僕にもゲームを通して友達ができるようになってきました。

 

心の底から嬉しかったし、本当の友達ができたと初めて思えた瞬間でもありました。
お互い、ゲームの攻略についての情報交換、実際に二人でいろいろな攻略法を考え試行錯誤する日々。

 

そんな時間がとっても楽しく、「この時間が永遠に続くといいな~」なんて思ったりもしました。

 

そのうちに周りに一人、また一人と共通の友達が増えていきました。

 

◎辛い別れ

友達との別れは突然やってきました。

 

それは、僕が引っ越すことになったからでした。

「嫌だ!絶対行かない!」

僕は最後まで引っ越すことに反対していました。

 

でも、そんな僕の願いは叶うはずもなく、小6の夏休みに引っ越すことになりました。

 

「明日から、またひとりぼっちだ...」

 

そう思いながら、新しい新居へ向かっていきました。

第3章へ